アクセサリー屋は進化を求められている
2009年10月10日
ハイクオリティーなものや多機能なものが出回り、
SLの商品の質は日々向上している。
目の肥えたユーザーの次のニーズは何か・・・
「オンリーワン」
世界にひとつしかない自分だけのものというのが求められているのかなと思う。
結婚指輪・婚約指輪のカスタムをはじめたのが今年の4月。
ソラマメには定期的にお知らせを載せるが
店頭では販売を行なっていない。
それが…最近需要が増えている。
時期的に結婚のラッシュなのかもしれないが、
お客様のニーズそのものが変わっているのかなと身をもって感じる。
○何故、うちの店への相談が増えたのか。。。
SLのクリエーターは作業場にこもっていることが多く、
多くの時間を新作の制作に費やしている。
たとえテクス一枚のことでも、
名前入れを行なうのは手間だ。
お友達ならともかく。。。断られるところが多いだろう…
ましてや、デザインの変更となると
受けてもらえるところはないだろう。
アクセサリーを扱うお店は山ほどある。
しかし、ハイクオリティーなもので結婚指輪となると数が少なくなる。
名前入れが出来て、カスタムが出来る
この条件が加わると、他に選択肢がないのだろう・・・
○どうしてカスタムや名前入れを行う店が少ないのか。
時間がかかり、面倒だからである。
カスタムには時間がかかる。相談を受けてから一通り説明し、作業の後お渡しするまで早くても2〜3時間を要する。
クリエーターはその間を拘束される。
カスタムばかりを受けていると自分の時間がなくなってしまう。
だから、そういうニーズに対してサービスを提供できる店が少ないのだ。
○アクセサリー屋は儲からない。
アクセサリー屋を始めるとき、儲からないからやめておきなよと何人かから忠告を受けた。
確かに、商品が動く時期というのはばらつきがある。
12月から3月まではプレゼント需要があるが、それ以外のシーズンはあまり売れない。
そもそも、アクセサリーは毎日着替えるものでもないのでひとつあれば1シーズンそれで過ごす人も多いだろう。
装着位置が限られている為、ポジション争いが絶えない。
指輪やネックレスをプレゼントされれば、その人と付き合っている間そのポジションは不動のものとなる。
自分で買ったとしてもお気に入りがひとつあれば十分であり、しょっちゅう付け替えるのは手間だ。
必要がないからそれ以上買わない。
だから…アクセサリー屋は儲からない。
○アクセサリー屋だからできること。
服に高いお金を出してカスタムを求める人は少ないと思う。
なぜなら、服はすぐに着替えてしまうからだ。
ここ一番というショーや、イベント用に求めるならばともかく、
一般的には需要は少ないだろう。
だが、めったに着替えることのないアクセサリーならばどうだろう。
付き合った記念にペアのネックレスを。
結婚の記念に指輪を…
はじめてのクリスマスに…お誕生日に…
二人の歴史を刻んでいける、思い出のアイテムが増えていく。
いつでも身につけていることの出来るアクセサリーだからこそ、
世界にひとつしかないものが求められるのだ。
○アクセサリー屋は進化を求められている
技術・デザイン そして。。。体温を感じるクリエーター
エントリーシートで注文を受け、
項目を埋めて入金してもらい、
作ってお渡しする。
ただカスタムにするならこれだけで作業はできる。
会わなくてもIMやノートカードでことは済む。
だが、お客様が求めているオンリーワンは、ただの物ではない。
「二人で相談に行き、クリエーターと一緒に会話しながらデザインを考えた」
それは、単に物ではなく思い出のひとつなのである。
事務作業で終わらせたものは心に残らない。
生の声を聞き、意見を交換し、作り上げる。
体温を感じてはじめて思い出となる。
満足されればクリエーターの応援団となり、今後もクリエーターを支えてくれる
心強いリピーターとなってくださる。
SLは進化し、RLに近い感覚を求められている。
移り変わってゆくユーザーのニーズにこたえることが出来れば
儲からないアクセサリー屋でも生き残っていくことができるはずだ。
SLの商品の質は日々向上している。
目の肥えたユーザーの次のニーズは何か・・・
「オンリーワン」
世界にひとつしかない自分だけのものというのが求められているのかなと思う。
結婚指輪・婚約指輪のカスタムをはじめたのが今年の4月。
ソラマメには定期的にお知らせを載せるが
店頭では販売を行なっていない。
それが…最近需要が増えている。
時期的に結婚のラッシュなのかもしれないが、
お客様のニーズそのものが変わっているのかなと身をもって感じる。
○何故、うちの店への相談が増えたのか。。。
SLのクリエーターは作業場にこもっていることが多く、
多くの時間を新作の制作に費やしている。
たとえテクス一枚のことでも、
名前入れを行なうのは手間だ。
お友達ならともかく。。。断られるところが多いだろう…
ましてや、デザインの変更となると
受けてもらえるところはないだろう。
アクセサリーを扱うお店は山ほどある。
しかし、ハイクオリティーなもので結婚指輪となると数が少なくなる。
名前入れが出来て、カスタムが出来る
この条件が加わると、他に選択肢がないのだろう・・・
○どうしてカスタムや名前入れを行う店が少ないのか。
時間がかかり、面倒だからである。
カスタムには時間がかかる。相談を受けてから一通り説明し、作業の後お渡しするまで早くても2〜3時間を要する。
クリエーターはその間を拘束される。
カスタムばかりを受けていると自分の時間がなくなってしまう。
だから、そういうニーズに対してサービスを提供できる店が少ないのだ。
○アクセサリー屋は儲からない。
アクセサリー屋を始めるとき、儲からないからやめておきなよと何人かから忠告を受けた。
確かに、商品が動く時期というのはばらつきがある。
12月から3月まではプレゼント需要があるが、それ以外のシーズンはあまり売れない。
そもそも、アクセサリーは毎日着替えるものでもないのでひとつあれば1シーズンそれで過ごす人も多いだろう。
装着位置が限られている為、ポジション争いが絶えない。
指輪やネックレスをプレゼントされれば、その人と付き合っている間そのポジションは不動のものとなる。
自分で買ったとしてもお気に入りがひとつあれば十分であり、しょっちゅう付け替えるのは手間だ。
必要がないからそれ以上買わない。
だから…アクセサリー屋は儲からない。
○アクセサリー屋だからできること。
服に高いお金を出してカスタムを求める人は少ないと思う。
なぜなら、服はすぐに着替えてしまうからだ。
ここ一番というショーや、イベント用に求めるならばともかく、
一般的には需要は少ないだろう。
だが、めったに着替えることのないアクセサリーならばどうだろう。
付き合った記念にペアのネックレスを。
結婚の記念に指輪を…
はじめてのクリスマスに…お誕生日に…
二人の歴史を刻んでいける、思い出のアイテムが増えていく。
いつでも身につけていることの出来るアクセサリーだからこそ、
世界にひとつしかないものが求められるのだ。
○アクセサリー屋は進化を求められている
技術・デザイン そして。。。体温を感じるクリエーター
エントリーシートで注文を受け、
項目を埋めて入金してもらい、
作ってお渡しする。
ただカスタムにするならこれだけで作業はできる。
会わなくてもIMやノートカードでことは済む。
だが、お客様が求めているオンリーワンは、ただの物ではない。
「二人で相談に行き、クリエーターと一緒に会話しながらデザインを考えた」
それは、単に物ではなく思い出のひとつなのである。
事務作業で終わらせたものは心に残らない。
生の声を聞き、意見を交換し、作り上げる。
体温を感じてはじめて思い出となる。
満足されればクリエーターの応援団となり、今後もクリエーターを支えてくれる
心強いリピーターとなってくださる。
SLは進化し、RLに近い感覚を求められている。
移り変わってゆくユーザーのニーズにこたえることが出来れば
儲からないアクセサリー屋でも生き残っていくことができるはずだ。
Posted by シナモン at 11:43│Comments(4)
│駄文
Comments
生き残るために物作りをするのか、趣味で物作りをするのか、それが問題ですね。
あなたが言うように、アクセサリーは一度気にいれば同じものをつける。
ペアでつければ、一緒にいる間、他のものはつけない。
しかし、カスタマイズで作ってもらったら、それこそ長い間外さないでしょう。たとえ、新作が出たり、新しくカスタマイズするといわれても。
そして、一番の問題は、日本人はなぜか…その時一緒の人と別れた場合、同じ店のものはつけないユーザーが多い。
新しい人と一緒になったら、違う所でペアアクセサリーを買う。
難しいところですね。
私もアクセサリー屋をやっていましたが、趣味でやっているので続けています。
儲けを考えた場合はアクセサリー屋は…向かないかと。
違うアバターで
服をメインにして、アクセサリーも出す店ももっていますが。
そっちの店のアクセサリーの方が売れています。
きっと…本当につけたいものはひとつあればよく、他は何かのついでに買うのがアクセサリーなのかもしれませんね。
Posted by 通りすがり at 2009年10月10日 16:46
通りすがりさん
経験者の方からの貴重なご意見有難うございます。
服を買いに行って、コーディネートしてあるアクセサリーが欲しくなることありますね…
一緒に買ってしまう心理分かります。
何よりも服が一番売り上げが大きいと思いますので、通りすがりさんのされている方法が最善だと思います。
ふ・・・・服・・・・
苦手です;;
Posted by シナモン at 2009年10月10日 17:57
リアルが変化していくように、SLも少しずつ新技術等が取り入れられていけば、人は別のニーズを求めるんですね。 私は物を作らないから、利用する側として何か思いつく事があればここに書き込もうかと思います。 頑張って下さいね^^
Posted by cutie_Aya at 2009年10月21日 22:24
あやさん
コメントありがとうございます><;すっかり放置で気がつきませんでした;;
純粋に利用される方の意見って貴重だと思います。
作る側の人間が気付かないことを見ておられると思います。
どんな風に感じておられるのかきいてみたいなぁ。
Posted by シナモン at 2009年10月31日 18:33